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<h1>時計</h1>
懐中時計を片手に砲撃のタイミングを計測していた砲兵が手首に懐中時計をくくりつけて使用する工夫から始まったとされている。

腕時計が製品化された契機は、軍からの需要である。

1810年には時計細工師のブレゲがナポリの王妃(カロリーヌ・ミュラ)のために、金髪と金で編んだベルトで腕に装着できる卵型の時計を製作して2年後に完成させた(現時点では行方不明)。

このように宝飾品として製作された例は以前からあったがほとんどが一点物であり、普及したものはなかった。

腕時計の最古の記録はジュネーブの時計商ジャケ・ドロー&ルショーが1790年のカタログに記載されたものと言われている[13]。ドイツ軍がこのアイデアの製品化を時計メーカーに打診している。

その頃はホレイショ・キッチナーの名を取り「キッチナー・ベルト」と呼ばれた。

1879年にドイツ皇帝ヴィルヘルム1世がドイツ海軍用としてジラール・ペルゴに腕時計を2000個製作させたという記録が残っている[14]。その他草創期の使用例としては1899年のボーア戦争でイギリス軍将兵が懐中時計を手首に革ベルトで装着した例がある。

さらに、現存する最古の腕時計はパリの宝石商が1806年に製作した、時計を組み込んだエメラルドのブレスレットとされている。

この時計は網目状の金属製カバーを備えていた。



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